取得割合と代償分割

シニア01

代償分割というのは相続人に対して、相続する権利のある財産を現物で取得させることで、取得割合によっては共同相続人に対する負債の支払いにも使われる手法となっています。財産の取得割合は現在では遺言が無い場合には一定となっていて、法律で定められているものは妻が50%で、残った50%を兄弟で均等に分けるというものになっていますが、遺言がある場合には相続する財産が指定される場合もあります。
現金や現金に換えられる資産が十分に無い場合には代償分割が行われることがありますが、計算が複雑なので一般の人が話し合いで決めることは非常に難しくなっています。物の価値は基本的には時価で判断されるので、物で相続する場合には仲介人を立てることでトラブルをなくす努力をしなければなりません。また生前に贈与を行うことによって、死後のトラブルを減らすことができ、さらに預金口座などに関しても前もって名義変更をしておくことで、難しい手続きを行わずに相続することができますが、死後に全てのことをする場合には印鑑証明などの複雑な証明をしなければならないので、相続税対策もできなくなってしまいます。以前の日本では形見分けとして扱われていた行為です。